企業法務は守護神

コンプライアンスという言葉が一般的に使われるようになって、もう長い間経ちます。
企業を取り巻く法律は数えきれないほどあります。
労働基本法、会社法、税法などの法律、業界業種に必要な、貿易にかかる法律、食品衛生にかかる法律など数え上げればキリがありません。
これらの法律は、経営者としての経験、総務担当者としての経験、品質管理者としての経験などを積み重ねた人たちが年数を重ねるごとに知識を積み重ねて身に着けていきます。
かつては、経験で積み重ねた知識で乗り切れることも多かったのです。

しかし、近年は企業の小さな不正やミスが許されない時代になりました。
悪意がなかった、知らなかったでは済まされない時代になったのです。
もし、何らかの違法な行為があった場合には、法的な制裁はもちろんのこと会社の信用をおとすという大きな制裁があります。
顧客の信頼を落とせば業績は大きく下降することになります。
仕入れ先の信用を無くせば商品調達が困難になり、やはり業績を落とすことになります。
実際、多くの企業は社会への貢献度を具体的に示さなければ社会から認められなくなりました。
それと同時に従業員のための法規を守り、顧客のための法規を守り、なおかつ株主のための法規を守りながら実績を上げる企業が社会に認められるようになったのです。

単に経験から積み重ねた知識だけでは企業が守れなくなったのです。
企業法務の専門家を経営自体に組み込んで企業方針を構築する必要が出てきたのです。
いかに、企業利益を上げていくかを策定するときに遵法意識というものを大きな柱に据えることが現代の企業運営の常識です。

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